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くり坊 奥多摩森林セラピー
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ドイツをはじめとした欧米諸国で、盛んに行なわれている「森林セラピー」。日本には、「森林セラピー基地」「森林セラピーロード」に認定されている森が、38箇所(2009年4月現在)あり、その効果に高い注目が集まっています。

今回は、東京都の最西北端に位置し、日本一巨樹の多いまち、奥多摩町で開催された「奥多摩森林セラピーレディースデー」に同行させていただきました。ますます身近なものとなってきているこの「森林セラピー」、いったいどんなものなのでしょうか。

 初のレディースデー

今回の森林セラピーは、初の女性限定企画。それに合わせて、通常実施しているそば打ち体験などのプログラムではなく、ヨガ教室やアロマ教室など、より女性向けのプログラムが組まれています。そんな主催者の細かな配慮により、通常の2倍のスピードで定員が埋まりました。20代の方が多いのも今回の特徴です。

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 都会の喧騒を離れて

都心から電車で揺られること約2 時間ほどで、終点奥多摩町駅に到着します。参加者20 名 を乗せたシャトルバスは、そこからさらに奥へと30 分ほど走り、会場となる「山のふるさ と村」に到着です。参加者を出迎えるのは、奥多摩湖から吹いてくる澄み切った空気と雄 大にそびえる東京の山々です。

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 健康チェック
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まずは、みなさんの健康チェックからです。これは、森林セラピーの実施前後で、身体へ のストレスのかかり具合を科学的に見るため、アミラーゼ測定と血圧測定を行ないます。 今回の参加者の多くが首都圏住まいということで、人工的な環境の中での生活は、気付かぬ うちにさまざまなストレスを生んでいるのかもしれません。

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 奥多摩湖の畔でヨガ教室

最初のプログラムは、講師に石田友美先生を招いて、奥多摩湖の湖畔にてヨガ教室です。 広場には大きな樹がいくつもあり、鳥たちの声や心地よい風がすんなり入ってくる空間です。

そこに、各人のマットを敷き、ねじりのポーズ/反りのポーズ/バッタのポーズ/ネコのポーズ/犬のポーズなど、様々なポーズをしていきます。注意したいのは、無理のない範囲で行なうこと。自分の心と体をゆっくり見つめながら、呼吸とともに、プラーナと 呼ばれる新鮮な生命エネルギーを取り込んでいきます。

レディースデーということもあり、女性によく見られる、便秘/足のひえ/おなかの引き締め/ヒップアップ/腰痛/肩こりなどの症状改善に役立つポーズが中心。終盤はマットに仰向けになり、ゆっくりと空気の揺らぎのような鐘の音を聴きながら心身を整え、最後は合掌して終了。

参加者からは、「足の裏でしっかり大地をつかみ、自然の中で楽しむことが出来た。」「木々のざわめきがとても心地よかった。」と、午前中の部、森の中でのヨガ教室は、大好評の内に終了です。

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 お弁当

ヨガで体を動かしてお腹が減ったところで、お待ちかねのセラピー弁当の時間です。 国内産雑穀米と会津産白米のおにぎり、ヘルシーな地場産野菜中心のお惣菜など、占めて680kcal で栄養バランスを整えるなどこだわり抜かれた内容で、それに、奥多摩の天然水が付いています。

心地よい日差しの下での食事、みなさんますますリラックスしてきたようです。これも森林セラピーの大切なプログラムの一つです。

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 アロマ教室
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午後のプログラムは、アロマ教室からはじまります。講師は、スポーツアロマトレーナーの金田有香子先生。好きな香りのアロマオイルが作れるということで、みなさん真剣な眼差しで、先生の説明を聞いています。

ヨガ教室で、自分の内面と向き合ったように、今度は、オレンジ/グレープフルーツ/ペパーミント/ラベンダーなど10 種類のアロマオイルを使って、自分の好みに合った香りを作っていきます。澄んだ空気と心地よい風が吹く空間の中に身を置くことによって、五感が研ぎ澄まされているせいか、微妙な香りの変化を敏感に感じ取ることができます。

みなさん、自分の好みを思う存分追及出来たようです。 作ったアロマオイルは、もちろんお土産として持ち帰ることができ、そのままアロママッサージで使ったり、水道水を足してルームスプレーとしても使用できます。

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 ガイドウォーク
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最終はいよいよメインプログラム、ガイドウォークです。奥多摩町認定の森林セラピーアシスター土屋一昭さん、垣内正勝さん、山口茂樹さんの3 名をガイドに、3 班に分かれての出発です。この班分けは、事前アンケートにより参加者の体調を考え、同じような体調、身体能力の方をなるべく同じ班にし、ウォーキングの身体への負荷を考慮したもので、ここでも主催者の細やかな心配りが伺えます。

今回みなさんが歩くのは、奥多摩町に5 つある森林セラピーロードの中の「奥多摩湖いこいの路」。奥多摩湖を半周する平坦なコースです。自然林を中心に多様な動植物が生息している良好な自然環境が残されており、新緑や紅葉などそれぞれのシーズンで楽しむことができます。 また、ベンチや東屋・トイレも多く設置されており、安心してゆっくりくつろぐことができます。

今回は往復約1 時間半、アシスターの方から森に住む鳥や獣、樹木や植物の話を聞きながら、ゆっくり森を歩きます。折返し地点では、カモミール/ラベンダー/セージ/リンデンをミックスした奥多摩町森林セラピーオリジナルリラックスティーで休憩。森の中での贅沢なひとときを過ごします。紅葉には早いようですが、足元にはくりの実やイガが落ちているなど、秋の気配を感じながらの散策でした。

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 セラピー後の健康チェック

みなさん、はじめは少し緊張の面持ちでしたが、プログラムを通じて、互いに親睦を深め合ったようです。事前の健康チェックとは打って変って、和んだムードの中、再び健康チェックが行なわれます。みなさんの表情を見れば、今回の森林セラピーの効果は一目瞭然です。

また、科学的にも血圧・ストレス度ともにセラピー実施後は低下し、生理実験では心理的にも怒り・抑うつなど負の要素が減少し、活気などの正の要素が増えるという結果が出ています。今回のツアーアンケートによると、非常に良かったと回答された方70%、どちらかというと良かったと回答された方30%と良かったという回答が100%という結果が出ており、みなさん心身ともに大満足で帰路に着いたようです。

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今回はレデースデーでしたが、奥多摩町では、[巨樹に癒される森で森林セラピー]や[森林セラピーの森づくり]など、様々な森林セラピーを実施しています。また、企業や個人のプライベートツアーにも対応していますので、紅葉が本格化するこれからの季節、森林セラピーを通じて、自分の心と身体に栄養を与えてあげるのもいいかもしれませんね。

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    連絡先:奥多摩町観光産業課
    〒198-0212 東京都西多摩郡奥多摩町氷川215-6
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